サッカーと男子と女子と。

今日もいちにち、のこのこと

WEリーグが発足されて2シーズン目。
男子サッカーも好きだけれども、個人的に今女子サッカーがとても熱いと思っている。
男子サッカーよりも読み切れないポイントが多くて、いわゆるジャイアントキリングが起きやすいようにも思うので、なおさらかも知れない。
もちろん、強豪チームが強豪たるゆえんとか、日本代表に選ばれている選手が頭抜けてうまいとか、そんななんだかんだはあるけれども、それでもまだ戦力差が少ないのではないか、と思っているし、これからもっと人気になるんじゃないか、とも思っている。

さて、そんな女子サッカーを先日観戦してきました。
いっぱいの魅力を、せっかくなので伝えたいなと。また見に行こうと思うし、シーズン開始時期から見に行けば良かったとさえ思うくらいおもしろかった。Jリーグの観客動員数調べたけど、最近すごいのね。地域密着で、しっかりと着実に人気になっている。すごいことだねえ。

・チケット代が安い
チケット代、こんなに安くていいの?って思うくらい安かった。1500円。3000円の真ん中らへんのチケットもあるけど、まあそれでも安い。3000円か、1500円か。個人的には1500円でも十分な気はしている。真ん中らへんの席を選べば大きく変わらないしね。
この値段でサッカーをみれるのは嬉しいことだ。来シーズンはもう少し上がりそうだなあ。

・人が少ない

まだ人気がしっかり出ているわけではない、これから出てくるであろう黎明期だからこそ、人がそこまで多くない。
今回僕が行ったのはヨドコウ桜スタジアム。セレッソ大阪ヤンマーレディースの本拠地だ。サッカー専用スタジアムなので、陸上競技のトラックがなくて選手との距離がとても近い。

座席はすべて解放しているわけではなく、一部を解放している。なので、こじんまりとしているが前の方も、後ろの方も、座れる。試合開始タイミングになるとそれなりに埋まったがそれでも空きはあった。
まあ、ね。その日Jリーグで大阪ダービーがあったからそっちにサポーターは行っていたかも。吹田でやっていたし、Jリーグイチ盛り上がると行っても過言ではないレベルのダービーマッチだしね。

人が少ないのは良いことでもあるけど、クラブにとっては良くないことかもしれない。けれども、見る側としては嬉しい。黎明期を見ている感覚。
ちなみに、僕の幼少期。ガンバ大阪の試合に何度か連れて行ってもらったことを覚えている。ヴェルディならものすごくお客さんが入っただろうけれども、サンフレッチェかそのあたりで全然人が入っていなかったことを覚えている。
連れて行ってもらったのも、優待券かなんかそんなのだったはず。
退場者を増やすために何ができるのかを考えていて、その地道な積み重ねが今の来場者数につながっているのだろう。だから、無駄は一つもないと思っている。

・サービスは良い

サービスが良いっていうか。選手との距離が近い。会場のゲームみたいなものを成功させるとサイン色紙がもらえたり、アップの時にサイン入りのボールを投げ入れてくれたりする。帰りは選手がお見送りしてくれたり。
選手との距離が、近い。これはとても良いと思っていて、推し選手ができたり、「ああ、楽しかったな」って思えてとても良い。
ちなみにサインボールを拾った男の子(20歳くらい)の人が、後ろに座っていた小さい女の子にボールをあげてた。多分知り合いじゃない。かっこ良かったぜ!君がこの前の試合のMVPだよホント。

・戦術的な気がする

情報が少ない。マッチデープログラム(試合前に配られる冊子みたいなやつ)がない。
試合前に張り出されているスタメン発表のポジションがおかしい。あれ・4バックって出てたのに3バックじゃないかってなったりする。
マッチデープログラム、作ろうかな。って思ったくらい。勝手に配らせてくれないかなあ。
一枚だけでいいんだけどね。オススメの選手とか、ポジションとか、見所とか、そういうのだしてくれたらなあ。
そんなこんななので、よくわからないので試合をしっかりみた。ポジショニングとか、本当に色々。
男子サッカーも戦術的だけど、それ以上に戦術がモノを言うような気がする。フィジカル的な強さではなく、テクニックと戦術。この2つが大切なのではないかと。
ポジションチェンジも積極的。
うわ、この選手がこんなところにいる!ってなるのが楽しい。

そんなこんなの初観戦。
たのしかった。楽しくってビールを2杯も飲んでしまったよ。
これからもっと来場するんだろうなと思う。だからこそ、今のうちにたくさん見れたらいいな。
ちなみに、今年のオリンピックも楽しみ。女子代表がどうなるか。とてもとても楽しみにしている。