お酒が好き。
いつのまにお酒が好きになったのか、自分でもわからないけれどもお酒が好き。
多分、きっかけは、お酒を飲めることがカッコイイと思っていた頃があってそのときに頑張って飲んで脳みそをだませたのだろう。
お酒は飲んでも飲まれるな。
とはよく聞くけれども、まだまだ飲まれてしまう32歳。もう少しで33歳。
困ったものだ。
お酒での失敗は数え切れないくらいあるけれども、そのすべては大抵恥ずかしくて思い出したくないので記憶の隅の隅にまでしまっておいてある。
これを掘り出すのはしんどいのでちょっとステイ。
おいておかないと、悶絶して死んでしまう。
飲み過ぎた次の日は二日酔いで午前中はなにも作業ができない。
身体を少しでも動かすと気持ち悪くなるけれども、じっとしていてもそれはそれで気持ち悪い。
もう、一生飲まないと何度誓ったことか。
それでも、まだ禁酒できていないのである。
家で飲んでいるときはまだ理性がしっかりしていて大丈夫な時が多い。
多いってのは家でも飲み過ぎてしまうときもあるから。
そんなときの僕のXは、荒れている。次の日、恥ずかしくて死にたくなってくる。
とはいえ。最近は家では大人な飲み方ができるようになってきた。
晩酌でビールを一本飲んで。それからウイスキーをロックで1杯。家で飲む時はいつもより早く仕事が終わっているので、ウイスキー飲み終わるのが21時頃。
もうお酒はいいやと思い、コーヒーを淹れて本を読んだり、映画を見たり。まあ、もう飲んでいるのでコーヒーはインスタントなのだけれども。
大人だ。非常に大人なたしなみ方だ。
家でも毎日飲むわけではない。
むしろ「飲まなくてもいい」というより「飲みたくない」日の方が多いのかもしれない。
そもそもで、お酒が好きではないのかもしれないな、と感じる。
酔うために飲んでいて、味とかそういったなにかではないのかもしれない。
お酒を飲むと仕事が進む！と思っていた時期があったし、その時期は間違いなく依存症に近しかったと思う。
今はそんなことなくて、飲んで仕事をしたらその後の修正がとても大変で、飲んでいない時の何倍もの時間がかかる。
慎重さが失われて、えいやでいろんなことをやってしまうからだろう。
いやいや、そのクオリティはさすがにあかんでえ。というものが多々現れるのである。
お酒、やめようかなあ。
なんどもなんども思いつつも、お酒の場が好きだからまだやめられる気がしていない。
居酒屋もバーも好き。人と飲みに行く時間も好き。
次の日の二日酔いがなければもっと好きなのになとは思うけども。
ノンアルコールでいいじゃんとも思ったりするけれども、そんな日のお酒はおいしく感じるから不思議だ。ノンアルコールで太刀打ちできる気がしない。
いつか、お酒をやめられるのだろうか。
きっといつかは、やめられる気もしている。
書いた人
ドイホクト（https://twitter.com/makeflea）
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