バイキングが好きなのは、おそらく貧乏性。

今日もいちにち、のこのこと

バイキングが好き。
海賊の方ではなくて、色々えらんでとって食べる、あれ。
ホテルの朝食がバイキングなら嬉しくなるし、バイキングじゃなければ朝食はなくてもいいのではないか、と思うくらいバイキングが好き。

なので、定期的にバイキングにいく。
とにかく、なんでもすきなだけ食べられるあの空間が好きなのだ。
置いてあるモノ全部食べても良いなんて、贅沢の極みだと思う。
好きなのだ、とにかく。バイキングが。

会場についたら、海賊の勢いで料理を取りまくる。
ちょっとずつとって、ゆっくり食べるなんてまねはしない。
私はバイキング。海賊王になる男だ!
好きなものをすべて、食べたいと思った料理をすべて取る。
机の上はあら不思議。インスタグラマーもびっくりの映えスポットに変身する。

準備万端にして、食べていく。
最近は健康を考えて野菜から食べるようにしている。ベジファ。
健康意識、大事。
年取れば取っていくほど感じるけど「身体が資本」は本当にその通りだ。

バイキングが好きなのだが、やってくる年には勝てないわけで。
気がつくと、もうそこまで食べられなくなってきている自分がいる。
昔はもっと食べられただろうに、もうそこまで食べられない。
バイキングで年齢を感じることになるとは。
一番「ああ、おっさんになったな」と思ったのはやよい軒でご飯のおかわりを「小盛」ボタンを押した瞬間だったけど。
まさか、小盛ボタンを押す日が来るなんて。

食の面で年齢を感じることになるなんて。

なのでバイキングに良く行くけれども、毎度後悔したり。
もはや元を取るなんてことはできていないだろうなと思うし、自分の胃袋の限界を見誤って、取り過ぎて後悔したりもする。

もう、海賊王にはなれないらしい。
仕方がない。

とはいえ、バイキングにはよく行く。
多分、貧乏性なのだ。
あれも食べたい、これも食べたいと思う。
おなかいっぱい、全部目の前にあるその瞬間、とても満たされているように感じるのだろう。
多分。知らんけど。

ちょっと割高だし、もはやそこまで食べられないけれども、僕はバイキングに行く。
制限のない自由が、飛び立たせてくれるから。


書いた人
ドイホクト(https://twitter.com/makeflea
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