かれこれ10年以上ニコチンと友達だ。
つらいときも、嬉しいときも。
初めて社会人になったときも、転職したときも、独立したときも。
ニコチンはずっと友達です。
彼は、どんな時も、僕のそばにいました。
しかし。しかしです。
そんなニコチンとも、ちょっとお別れをしようかなと。
特に意味はない。
禁煙することに理由はない。
だけれども、毎年タバコに掛けているお金は高いし、匂いもつくし。
なんか、いやだなあと思って。
タバコは一生吸うだろうなと思っていた。
そんな僕が禁煙を初めて見た。
まずは初日。
初日から、正直な話して耐えられないとおもっていた。
無理だ。禁煙なんて、できる気がしない。
まず、初日。めっちゃ眠い。とにかく眠気が襲ってくる。
集中もできない。仕事しなければならないのだけれども、仕事にこれっぽっちも集中できない。
どこまでニコチンに依存していたのかがわかる。
これが2週間も続くのであれば、禁煙なんてできる気がしない。
今回禁煙できなければ、禁煙外来に通わなければいけないだろうなと思った。
気合いで、依存症は解決できない。
とはいえ。
まあもう少し頑張ってみようと思った。
せっかく今日半日タバコ吸っていないのだし、このまま吸わないでいけるのではないかと。
そのまま、なんとか我慢してみる。
1日目我慢できた。眠たくて仕方なかった。
がーっと飛ばして今日9日目。なんとか吸わずにすんでいる。
吸わないでいられる理由の一つに、ヤニクラがあると思う。久しぶりにタバコを吸うとクラクラするあの感覚が好きではないので、もう今吸う自信がないのもある。
それでも、吸いたい気持ちが湧いてくるから不思議なモノだ。
そもそも、タバコを吸い始めた理由も、かっこつけているからとか、あの漫画のキャラが吸っていたからとか、小説家や文豪は吸っているからとか、そんなしょうもない理由。
そんなしょうもない理由で吸い始めて、今までずっと吸ってきている。
そして今でも「吸いたいな」と感じるのは映画やドラマ、アニメや漫画、小説やゲームでキャラクターが吸っているのを見たときだ。
うまそうに吸うから。
その吸い方はいけないよ。うまそうだもん。
CMでアルコール飲料をやめよう！であったり、ドラマに喫煙シーンがあるのは未成年の喫煙を助長している！とかそんな意見がある時に「よく言うよ、みんなそこまで影響されやすい訳ではないだろう」と思って聞いている。
そうなんだけど、自分がいざ立場になってみると、そういったメディア（本もメディアにあえて分類します）の影響力はとても強いなと感じている。
すごいなメディア。偏った話しかできないけれども、僕も気をつけながら、だれかのなにかにはなるのだろうなと思いながら発信していきたいな。
そんなことを思いながら。
書いた人
ドイホクト（https://twitter.com/makeflea）
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