読書の秋に読む本|2026年おすすめ新刊10選【受賞作から話題作まで】

10月が近づくと、本を読みたくなる。

気温が下がって、窓から差し込む光が変わって、手にするものを本にしたくなる季節がやってくる。

2026年の読書の秋に読んでほしい本を10冊選んだ。受賞作・話題の新刊・実際に手元に置いている本——それぞれ「なぜ今読むべきか」をつけて紹介する。


① 朝井リョウ『イン・ザ・メガチャーチ』(日経BP)

こんな人に:「推し活」に夢中な人、かつて夢中だった人、まったく無縁だと思っている人——全員に刺さる。

本屋大賞2026の大賞作。現代の「推し活」文化をまともに正面から描いた社会派エンターテインメント。推しを仕掛ける側・のめり込む側・かつてのめり込んでいた側の3視点が交錯する。読み終えた後、スマホを開くのが少し怖くなる。

▼ Amazonで見る
Amazonで購入する →

▼ 楽天ブックス
楽天ブックスで見る →


② 朝倉かすみ『けんぐゎい』(光文社)

こんな人に:時代小説が初めての人。ルッキズムや社会の「枠外」に置かれた経験がある人。

第175回直木賞受賞作。江戸時代を舞台に、顔に痘痕が残った姉と美しい妹——対照的な姉妹の人生を描く。「けんぐゎい(圏外)」=容姿や身分で社会の外へ押しやられた人々。江戸時代の話なのに、2026年の今を読んでいる気になる。

▼ Amazonで見る
Amazonで購入する →

▼ 楽天ブックス
楽天ブックスで見る →


③ 小砂川チト『ゾンビ回収婦』(講談社)

こんな人に:「AIに仕事を奪われるかも」と感じている人。純文学初体験の人。

第175回芥川賞受賞作。AIで職を失った女性がVRゲームの世界で「ゾンビ回収」に就く。誰にも見えない場所で働くことの意味を問う哲学的労働小説。タイトルのインパクトとは裏腹に、静かで深い一冊。2026年に読む意味がある。

▼ Amazonで見る
Amazonで購入する →

▼ 楽天ブックス
楽天ブックスで見る →


④ くどうれいん『桃を煮るひと』(ミシマ社)

こんな人に:暮らしのエッセイが好きな人。静かな言葉と向き合いたい秋の夜に。

岩手の詩人・くどうれいんが「食べること・作ること・生きること」を丁寧に綴ったエッセイ集。桃を煮る、ご飯を炊く——日常の小さな行為がこれほど豊かに言葉になるのかと驚く。独立系出版社ミシマ社ならではの一冊。

▼ Amazonで見る
Amazonで検索する →


📚 のこのこ書店でも取り扱い中

在庫あります。島根の小さな本屋・のこのこ書店からお届けします。


Yahoo!ショッピングで購入する →

くどうれいん『桃を煮るひと』 ¥1,760(税込)


⑤ 平井めぐみ『転職ばっかりうまくなる』(百万年書房)

こんな人に:キャリアに迷っている人。転職経験がある人。「なんか違う」を繰り返している人。

転職を10回以上重ねた著者が綴る、笑えて少し泣けるエッセイ。「転職ばっかりうまくなる」というタイトルの自嘲が全部だ。働くことの意味を軽やかに、でもまじめに問い直す本。百万年書房という独立系出版社らしい一冊。

▼ Amazonで見る
Amazonで検索する →


📚 のこのこ書店でも取り扱い中

在庫あります。島根の小さな本屋・のこのこ書店からお届けします。


Yahoo!ショッピングで購入する →

平井めぐみ『転職ばっかりうまくなる』 ¥1,540(税込)


⑥ 凪良ゆう 最新作

こんな人に:感情が揺さぶられる恋愛小説を探している人。本屋大賞の常連作家を読んでみたい人。

『流浪の月』で本屋大賞を受賞し、その後も話題作を送り出し続ける凪良ゆう。「普通」の枠に収まらない人間を描く独特の視点は、秋の夜長に読むと特にしみる。2026年の最新刊をぜひ。

▼ Amazonで見る
Amazonで検索する →


⑦ 辻村深月 最新作

こんな人に:どんでん返しと人間ドラマを両方欲しい人。本を読んで泣きたい秋に。

『かがみの孤城』以来、国民的作家の地位を確立した辻村深月。伏線の密度と登場人物への愛情が毎作圧倒的。ミステリーでも青春でも、辻村深月は外れない。秋の読書に迷ったら、とりあえず辻村を読んでおけば間違いない。

▼ Amazonで見る
Amazonで検索する →


⑧ 西加奈子 最新作

こんな人に:生きることの手応えを感じたい人。圧倒的な文体に巻き込まれたい人。

カナダ在住となった今も、西加奈子の小説は「生きている」という感覚を全力でぶつけてくる。読むと体温が上がる気がする。『i』『サラバ!』——既読なら最新刊へ。未読なら今すぐ入門を。

▼ Amazonで見る
Amazonで検索する →


⑨ 村田沙耶香 最新作

こんな人に:「普通」に違和感がある人。社会の常識を外側から見直したい人。

『コンビニ人間』で芥川賞を受賞して以来、社会の「当たり前」を鋭く解体する村田沙耶香の作品は、秋の夜に読むと特に考えさせられる。居心地の悪さと笑いが同居する、唯一無二の世界観。

▼ Amazonで見る
Amazonで検索する →


⑩ 青山美智子 最新作

こんな人に:読んだ後に優しい気持ちになりたい人。疲れているときに手に取りたい本を探している人。

『お探し物は図書室まで』で一躍注目を集め、以来「読後感の良さ」で圧倒的な支持を持つ青山美智子。本と人が繋がる物語を書かせたら右に出る者はいない。図書館司書・書店員が登場する作品も多く、本好きにはたまらない作家だ。

▼ Amazonで見る
Amazonで検索する →


まとめ:この秋の「最初の1冊」はどれにする?

# 著者 こんな人向け
イン・ザ・メガチャーチ 朝井リョウ 社会派エンタメが好きな人
けんぐゎい 朝倉かすみ 時代小説×現代テーマが好きな人
ゾンビ回収婦 小砂川チト AIと労働に関心がある人
桃を煮るひと くどうれいん 暮らし系エッセイが好きな人
転職ばっかりうまくなる 平井めぐみ 働き方に迷っている人
⑥〜⑩ 各著者最新作 凪良ゆう〜青山美智子 それぞれの趣味に合わせて

迷ったら受賞作から入るのが間違いない。特に朝井リョウ『イン・ザ・メガチャーチ』は2026年の今を理解するうえで必読だ。

のこのこ書店では④桃を煮るひと・⑤転職ばっかりうまくなる の在庫があります。Yahoo!ショッピングの購入ボタンからどうぞ。

※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。