暑い中での仕事の日々

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私の職場にはエアコンがない。
壁付けの扇風機はあるけど、エアコンはない。
6月ももう中盤になってきていて、暑い日々を過ごしている。
しかも、今やっている仕事は、ジャケット着たりもしている。

暑い。
とにかく、非常に暑いのだ。

とはいえ身体はふしぎなもので、暑くないと思い込めば暑くなくなったりする。ジャケット着て、30度を超えてそうな部屋の中にいても、汗をかかないときもある。想いは最強。
いいよね。

とはいえ。暑いと思い込めばとても暑くて暑くて。つらい。
そして今この文章を書いている今まさにこのときも、汗をしたたらせながら書いていたりもする。

真夏を耐えきれるのか。僕は、この日本の蒸し暑さを超えることができるのか。そんな一抹の不安を抱えながら、それでもこの暑くて仕方がない部屋で仕事をしている。
どこか別のところでやればいいじゃん、と思われている方もいるだろう。けれども、一応予約制で本屋さんやっているので誰かが来てくれたとき、誰もいないのはさすがに、、、と思っているのである。
こんなくそ暑い店に誰も来ねえよと、僕の中の僕が答える。
そりゃあそうだ。でも、まあいい。
あと、仕事環境を整えすぎた。
今ここでの仕事環境が一番心地よくて、サクサクすすむのだ。
こうなってしまってはもう仕方がない。ノートパソコンを持ち運べばどこでも仕事ができるけれども、それでもそうしないのは僕の作り上げた要塞がここにあるから。

自分が、どこまで仕事しやすい環境を作れるか。この一点にフォーカスするのは、人間大事なのではないかと思っている。
だって、そうしなければしんどいもん。小さい小さい一人法人なので、自分で自分を鼓舞しなければいけないから。
なら、少しでもましな状況を作って、一歩をとても軽くすることが大切なのである。人間は基本怠惰な生き物だし、とりわけ33年間も付き合ってきた自分だから、自分のことはよくわかる。
そういう「手軽さ」や「仕事を始める一歩」のきっかけがないとついついサボってしまう癖があるから。

暑いのは大丈夫。今のところはまだ大丈夫。
逆に寝れなかったりするから、それはそれで良い。
環境を整えることは、大切だって、言ってた。かぐや様は告らせたいで。
だから、仕事に打ち込めるような環境を作っていけていると思う。

ここまで長く長く書いていた文章は、エアコンを導入するか迷っていて結局今の季節になり、工事業者が見つからない自分へのいいわけである。
すべては、あの5月の時の自分のせいだ。

でも、いいんだ。
電気代が安く上がるから。