文化人類学者・松村圭一郎さんの「小さき者たちの」(ミシマ社)が入荷しました。
「小さき者たち」が守るものの大きさ
大きな制度や組織に頼れない場所で、人々はどのようにつながり、助け合い、生き延びているのか。文化人類学者の松村圭一郎さんが、現代社会の周縁で生きる「小さき者たち」の姿を見つめながら、「共同体」とは何か、「共に生きる」とはどういうことかを問いかけた一冊です。
エチオピアでのフィールドワークを通じて「くらしのアナキズム」(ミシマ社)で注目を集めた松村さんが今回向き合うのは、競争や効率ではなく、その外側にひっそりと存在する人々のつながりの形。その観察は、日本で暮らす私たちの足元にある問いへと、静かに響いてきます。
「共生」を考えるための、やわらかな入り口
むずかしい社会学の言葉ではなく、人類学者ならではのフィールドの声・具体的な人の姿から積み上げていく松村さんの文体は読みやすく、それでいて問いの射程は深い。読み終えたあと、自分の近くにある小さなコミュニティのことを、少しちがった目で見られるようになるかもしれません。
松村圭一郎とは
文化人類学者。専門はアフリカ地域研究・経済人類学。著書に「くらしのアナキズム」(ミシマ社)、「うつし世の呼び声に」(河出書房新社)など。「ミシマ社の雑誌 ちゃぶ台」への寄稿でも知られ、ミシマ社との縁が深い書き手のひとり。
こんな人に読んでほしい
- 「くらしのアナキズム」が好きだった人、松村さんの文章が気になっていた人
- 人類学・社会学に興味がある人
- 競争でも孤立でもない「共生」の形を模索している人
- ミシマ社の本が好きな人
書籍情報
- 書名:小さき者たちの
- 著者:松村圭一郎
- 出版社:ミシマ社
- 定価:¥1,980(税込)
- ISBN:978-4-909394-81-1
在庫2冊あります。ぜひ手に取ってみてください。
