転職を繰り返した先に見えてきたもの——ひらいめぐみ『転職ばっかりうまくなる』

「転職ばっかりうまくなる」というタイトルを見て、思わず苦笑いした人は少なくないはずです。履歴書に書く転職回数が増えるたびに感じる焦りや気まずさ——それを隠さず、むしろ正面から見つめたのが、ひらいめぐみによる本作です(百万年書房刊)。

「向いてる仕事」探しに疲れた人へ

世の中には「一つの仕事を長く続けることが正しい」という空気が根強くあります。だからこそ、転職を重ねる人は「自分には何かが足りないのではないか」と自分を責めがちです。本書はそうした自己否定のループから一歩離れて、転職という経験そのものを肯定的に捉え直すエッセイです。

キャリア論というより人生論

ノウハウ本のような「転職成功術」ではなく、著者自身の等身大の経験をもとに綴られているのが本書の特徴です。うまくいかなかったことも含めて正直に言葉にしているからこそ、読んでいて説教くさくならず、「自分の働き方は自分で決めていい」と思わせてくれます。キャリアに迷う20代後半〜30代の読者に特に刺さる内容です。

こんな人におすすめ

転職回数を気にしている人、「このままでいいのか」と働き方に迷いを感じている人。エッセイとして軽やかに読めるので、キャリア本が苦手な人にもおすすめできます。

在庫1冊のみご用意しています。気になった方はぜひ。『転職ばっかりうまくなる』(楽天ブックス / Amazon)

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