不登校経験者からのリアルなメッセージ：『学校に行かなかった僕が、あのころの自分に今なら言えること』発売

2025年5月14日、株式会社大和書房より、ジャーナリスト石井しこう氏の著書『学校に行かなかった僕が、あのころの自分に今なら言えること』が発売されました。本書は、不登校を経験した著者が、自身の体験や400人以上への取材をもとに、不登校の子どもたちやその保護者に向けて綴ったメッセージ集です。

不登校のリアルな悩みに寄り添う

5月は連休明けや運動会などの行事が重なり、不登校が増える時期とされています。本書では、「『本当の友だち』がいません」「自分の不登校理由がわからない」など、当事者にしかわからないリアルな悩みに対して、著者自身の経験と取材を通じて得た知見から、キレイゴトなしのメッセージを届けています。

著者の思い

石井しこう氏は、中学2年生で不登校を経験し、その後、同じような境遇の人々への取材を続けてきました。本書には、彼自身の体験だけでなく、取材を通じて得た多くの声が反映されています。「不登校の自分は、この先どうなるんだろう？」という不安を抱える子どもたちに向けて、少しでも「安心のきざし」を感じてもらえるような内容となっています。