精神科医であり著述家としても知られる和田秀樹氏が、新刊『50歳からのチャンスを広げる「自分軸」』を2025年2月17日に辰巳出版より発売しました。本書は、人生100年時代を迎えた現代において、50代からの後半生をいかに自分らしく生きるか、そのヒントを豊富に提供しています。
人生100年時代の新たな生き方
平均寿命が延び、定年後も働き続けることが一般的となった現代社会。和田氏は、50代を「人生の折り返し地点」と位置づけ、これからの人生をどう生きるかを考える重要性を説いています。特に、これまでのキャリアや人間関係にとらわれず、自分の「やりたいこと」に焦点を当てることで、後半生をより充実させることができると述べています。
お金の不安からの解放
老後の生活資金として「2000万円問題」が話題となりましたが、和田氏は「歳を取るほど、お金を使う機会は減る」と指摘。医療や介護の公的支援が充実している日本では、過度な貯蓄よりも「今」を楽しむことが大切だと述べています。特に、思い出や経験に投資することで、豊かな人生を送ることができると提案しています。
人間関係の見直し
50代は、これまで築いてきた人間関係を見直す好機でもあります。和田氏は、ネガティブな関係を断ち切り、ポジティブな関係を築くことの重要性を強調。家族や友人、職場の人間関係においても、自分にとって心地よい距離感を保つことで、ストレスの少ない生活を送ることができると述べています。
健康との向き合い方
医療の進歩により、健康寿命も延びていますが、和田氏は「医療への過度な依存は危険」と警鐘を鳴らします。特に、定期健診の結果に一喜一憂するのではなく、自分の体調を日々感じ取り、適度な運動や食事を心がけることが大切だと述べています。また、スマートフォンやインターネットとの適切な距離感を保つことで、心身の健康を維持することができると提案しています。
自分軸を持つことの重要性
和田氏は、「こうあるべき」という固定観念から解放され、自分の価値観や興味に基づいた「自分軸」を持つことが、後半生を豊かに生きる鍵であると述べています。他人の評価や社会の常識にとらわれず、自分らしい生き方を追求することで、人生の質が向上すると提案しています。
本書は、50代を迎えた方々だけでなく、これからの人生をより豊かに生きたいと考えるすべての人にとって、有益なアドバイスが詰まった一冊となっています。ぜひ手に取って、自分らしい生き方を見つけるヒントにしてください。
本記事は、辰巳出版株式会社のプレスリリースをもとに作成しました。
参照：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000367.000093966.html
