哲学

本紹介

「利他」は意図してできるものではない——中島岳志『思いがけず利他』を読む

「人のために何かをする」というと、どこか意志的で、立派な行為のように聞こえます。しかし中島岳志『思いがけず利他』は、その前提をそっと裏返してくれる一冊です。利他とは、構えて行う行為ではなく、「思いがけず」訪れるものだという視点から、人と人の...
本紹介

松村圭一郎『小さき者たちの』— 人類学者が見つめる「共生」の哲学【ミシマ社】

松村圭一郎『小さき者たちの』(ミシマ社)——このタイトルは、途中で終わっている。 「小さき者たちの、何?」と思いながらページをめくると、著者はその答えを用意していない。代わりに、世界の「辺境」や社会の「隅っこ」に生きる人たちとの出会いが、静...
本

ビジネス書・自己啓発まとめ|のこのこ書店が選ぶ仕事と人生を豊かにする本ガイド

仕事や人生について深く考えさせてくれるビジネス書・自己啓発書。のこのこ書店では単なる「成功法則本」ではなく、著者の実体験や哲学的考察に基づいた読み応えのある一冊を厳選しています。 「仕事がうまくいかない」「人生の方向性に迷っている」「もっと...
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中島岳志『思いがけず利他』——「してあげる」の先にあるもの

「利他」とは、他者のために行動すること。でも本書を読み終えると、その言葉の意味が根底からひっくり返される気がします。 政治学者・中島岳志氏の『思いがけず利他』は、コロナ禍という時代を背景に生まれた思想エッセイです。タイトルが示す通り、著者が...