読書週間2026に読みたい新書5選|話題の新刊でじっくり考える2週間

読書週間(10月27日〜11月9日)は、普段手に取らないジャンルに挑戦するのにいい機会だ。

小説やエッセイだけでなく、新書で「今の社会をどう考えるか」に触れてみるのもいい。2026年に話題になった新書の中から、読書週間にぴったりな5冊を選んだ。

当サイトの運営母体・のこのこ書店は新書を中心に取り扱う書店。書店員目線で「なぜ今読むべきか」をつけて紹介する。


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① 斎藤幸平『寝ながらヘーゲル』(NHK出版新書)

こんな人に:SNSでの対立や「推し」「正しさ」の衝突に疲れを感じている人。哲学を読んだことがない人。

2026年10月発売、早くも増刷が決まった話題作。『人新世の「資本論」』で知られる斎藤幸平が、ヘーゲル『精神現象学』を手がかりに、承認欲求やSNSでの分断といった「今」の悩みを読み解く。難解な哲学書を、寝ながら読めるくらいの軽さで案内してくれる一冊。読書週間に「哲学、実は面白いかも」と気づける入門書として選んだ。

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② 東畑開人『カウンセリングとは何か 変化するということ』(講談社現代新書)

こんな人に:心理学やカウンセリングに関心がある人。「変わりたいけど変われない」ことに悩んだ経験がある人。

新書大賞2026で大賞を受賞し、7万部を超えて版を重ねている一冊。精神分析・ユング心理学・認知行動療法・家族療法など様々な心理療法の流派を横断しながら、「カウンセリングで人はどう変化するのか」を丁寧に解説する。読書週間の2週間でじっくり向き合うのにちょうどいい読み応え。

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③ 河内春人『継体天皇 六世紀に現れた世襲王権の「始祖王」』(中公新書)

こんな人に:日本史が好きな人。「天皇の歴史」をきちんと一冊で把握したい人。

2026年5月刊。即位の経緯に謎が多く、現在の皇室の直接の祖とされる継体天皇を、史料から丹念に読み解く一冊。中公新書らしい手堅い実証スタイルで、教養として古代史に触れたい読書週間の1冊に向いている。

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④ 岡野原大輔『ヒトとAI』(岩波新書)

こんな人に:AIの急速な進化に不安や期待を感じている人。技術的な正確さを大事にしたい人。

2026年7月刊。Preferred Networks社長である著者が、AI研究の最前線から「ヒトとAIがどう共存していくか」を論じる。テクノロジー系の新書の中でも、著者自身が開発の当事者という点で説得力がある。読書週間に「これからの働き方」を考えるきっかけとして選んだ。

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⑤ 朱喜哲『バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学』(NHK出版新書)

こんな人に:価値観の違う人とどう付き合うか悩んだことがある人。SNSでの分断に疑問を感じている人。

発売たちまち増刷、Amazonランキング予約1位を獲得した話題作。NHK「100分de名著」のローティ回を大幅増補した一冊で、「正しさ」がぶつかり合う時代に、わかり合えない他者を敵にしないための哲学を語る。読書週間にふさわしい、静かに効く一冊。

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まとめ:読書週間に新書を1冊

# 本 著者 こんな人向け
① 寝ながらヘーゲル 斎藤幸平 SNSでの対立や「推し」「正しさ」の衝突に疲れを感じている人。哲学を読んだことがない人。
② カウンセリングとは何か 変化するということ 東畑開人 心理学やカウンセリングに関心がある人。「変わりたいけど変われない」ことに悩んだ経験がある人。
③ 継体天皇 六世紀に現れた世襲王権の「始祖王」 河内春人 日本史が好きな人。「天皇の歴史」をきちんと一冊で把握したい人。
④ ヒトとAI 岡野原大輔 AIの急速な進化に不安や期待を感じている人。技術的な正確さを大事にしたい人。
⑤ バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学 朱喜哲 価値観の違う人とどう付き合うか悩んだことがある人。SNSでの分断に疑問を感じている人。

2026年の読書週間は10月27日(火)〜11月9日(月)の2週間。小説ばかりの読書に飽きたら、新書で違う角度から「今」を考えてみるのもおすすめだ。


のこのこ書店で今すぐ買える新書

上の5冊はAmazon・楽天ブックスでの紹介だが、当サイト運営母体ののこのこ書店(新書中心の個人書店)にも、読書週間の「じっくり考える」テーマに合う新書の実在庫がある。1〜2点のみの少数在庫なので、気になったものは早めに。

中島岳志『思いがけず利他』(ミシマ社・¥1,760・在庫1)

「利他」とは何かを問い直す新書。自己啓発書に疲れた人にこそ静かに刺さる一冊で、今回のテーマ「じっくり考える」にまさに合う。

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和田靜香『50代でフェミニズムを知る 身近な政治と安心して暮らす方法』(¥1,980・在庫2)

政治やジェンダーを「自分の暮らし」の延長で考え直す新書。社会を見る視点を一段深めたい読書週間にぴったり。

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光嶋裕介・青木真兵『つくる人になるために』(夕書房・¥2,420・在庫1)

建築家と哲学者が「つくること」「働くこと」を語り合う対話集。2週間かけてじっくり読むのに向いている一冊。

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伊藤亜和『存在の耐えられない愛おしさ』(KADOKAWA・¥1,650・在庫1)

生き方や自己探求を見つめ直す哲学エッセイ。悩みと静かに向き合いたい読書週間の夜に。

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高橋久美子『わたしの農継ぎ』(ミシマ社・¥1,980・在庫2)

家族と土を継いでいく日々を綴ったエッセイ。地方の暮らしと生き方をじっくり考えたい人に。

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※上記5冊はのこのこ書店の実在庫(2026年10月22日時点・管理アプリAPIで確認)。在庫は1〜2点と少数のため、売り切れの場合はご了承ください。

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📚 この記事で紹介した本

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