話題のホラー小説『深淵のテレパス』が「このホラーがすごい!2025年版」第1位を獲得
東京創元社から刊行された上條一輝著『深淵のテレパス』が、「このホラーがすごい! 2025年版」(宝島社)国内編で第1位に選ばれました。すでに本作は「第1回創元ホラー長編賞」「ベストホラー2024国内部門第1位」も受賞しており、今回で三冠を達成する快挙となります。
「怖い」だけじゃない、極上のホラーエンターテインメント
物語は、主人公・高山カレンが大学のオカルト研究会イベントで「変な怪談」を聞いたことをきっかけに、次々と怪現象に巻き込まれていくというストーリー。暗闇からの異音、異臭、足跡のような汚水など、じわじわと日常が侵食されていく描写が高く評価されています。
また、超常現象調査ユニット「あしや超常現象調査」の二人が織りなすコンビネーションが、作品にユーモアと人間味を加え、単なるホラーにとどまらない魅力を放っています。
書店員も絶賛!待望の続編『ポルターガイストの囚人』が6月30日発売
シリーズ第2弾となる『ポルターガイストの囚人』は、2025年6月30日に発売予定。今作では、芦屋晴子と越野草太が、ポルターガイスト現象に悩まされる依頼人のもとを訪れ、現象に法則性を見出しながら謎に挑みます。
書店員からは「前作より怖さ120%増し」「毎日見る鏡が見れなくなります」との声も寄せられており、ホラー好きには見逃せない一冊になりそうです。
著者プロフィール:上條一輝
1992年長野県生まれ。早稲田大学卒業。会社員として働く傍ら、Webメディア〈オモコロ〉で「加味條」名義のライターとしても活躍中。『深淵のテレパス』(応募時タイトル「パラ・サイコ」)で創元ホラー長編賞を受賞しデビュー。
書籍情報
『深淵のテレパス』
発売日:2024年8月16日
判型:四六判並製/255ページ
ISBN:978-4-488-02908-1
定価:1,650円(税込)
『ポルターガイストの囚人』
発売日:2025年6月30日
判型:四六判並製/352ページ
ISBN:978-4-488-02928-9
定価:1,870円(税込)
この2作は、2025年ホラー小説の注目作として、今後も読書界に大きな話題を提供してくれそうです。怖さの中に深みとユーモアのある物語を、ぜひ一読してみてください。