向坂くじら氏の最新エッセイ集『ことぱの観察』が12月25日に発売

文芸界で注目を集める芥川賞候補作家・向坂くじら氏の最新エッセイ集『ことぱの観察』が、2024年12月25日にNHK出版より発売されます。本書は、日常で何気なく使われる言葉の定義や意味を深く探求した内容となっており、各書店やオンライン書店で予約受付中です。

書籍の概要

『ことぱの観察』では、「やさしさ」「さびしさ」「好きになる」など、日常的に使われる言葉に焦点を当て、向坂氏自身の記憶や経験、感情を交えながら、その意味を再構築しています。各章の終わりには、同じテーマの詩が書き下ろされており、エッセイと詩が融合した独特の構成が特徴です。

主な内容

友だち
やさしさ
忘れる
好きになる

ときめき
愛する
さびしさ
観察
これらのテーマを通じて、言葉の持つ曖昧さや脆さ、そして他者とのコミュニケーションにおける微妙なニュアンスを探求しています。

著者について

向坂くじら(さきさか・くじら)氏は、1994年愛知県名古屋市生まれ。2016年にポエトリーリーディングとエレキギターのユニット「Anti-Trench」を結成し、ライブ活動を展開。詩集『とても小さな理解のための』やエッセイ『夫婦間における愛の適温』『犬ではないと言われた犬』などの著書があります。2024年には初の小説『いなくなくならなくならないで』が第171回芥川龍之介賞の候補作となりました。また、小学生から高校生までを対象とした私塾「国語教室ことぱ舎」の運営も行っています。

サイン本の販売

『ことぱの観察』の発売を記念して、向坂氏の直筆サイン本が一部の書店で販売されます。サイン本は数量限定で、各書店に順次入荷予定です。詳細は各書店のSNSや店舗にお問い合わせください。

商品情報
タイトル:『ことぱの観察』
著者:向坂くじら
出版社:NHK出版
定価:1,980円(税込)
発売日:2024年12月25日
判型:四六判並製
ページ数:272ページ
ISBN:978-4-14-005754-4

言葉の深層を探求する向坂くじら氏の新たな試み、『ことぱの観察』。日常の中で何気なく使っている言葉の意味を見つめ直し、新たな視点を得ることができる一冊です。ぜひ手に取って、その世界観を体験してみてください。

本記事は、株式会社NHK出版のプレスリリースに基づき作成しました。

参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001027.000018219.html