株式会社マイクロマガジン社は、木爾チレン氏の初期短編集『夏の匂いがする』を2024年12月20日に発売します。本作は、第9回「女による女のためのR-18文学賞」優秀賞を受賞した「溶けたらしぼんだ。」の改稿を含む、初期短編5篇を収録。木爾氏の文学的魅力を余すことなく楽しめる一冊となっています。
書籍情報
タイトル:『夏の匂いがする』
著者:木爾チレン
ISBN:9784867166802
定価:1,815円(税込)
発売日:2024年12月20日
収録作品
『夏の匂いがする』には以下の5作品が収録されています。それぞれが独立した短編でありながら、どれも木爾チレン独特の繊細な感性が光る作品です。
瑠璃色を着ていた懐かしさと切なさが交錯する、一人の少女の成長物語。
植物姉妹日常の中に潜む非日常を描き出す不思議な姉妹の物語。
りかちゃんといづみちゃん幼い友情とその儚さを描いた、読者の心に刺さる短編。
溶けたらしぼんだ第9回「女による女のためのR-18文学賞」優秀賞作品。現実と夢想が交差する不思議な世界。
夏の匂いがするタイトルにもなった本作は、夏という季節が持つ特別な感情を鮮烈に描きます。
木爾チレンの文学世界
木爾チレン氏は、少女たちの繊細な心情や成長をテーマにした作品を得意としています。その中でも本作『夏の匂いがする』は、木爾氏の作家としての原点が詰まった特別な一冊です。青春の甘酸っぱさ、切なさ、そして成長する喜びや悲しみが、どの作品にも織り込まれています。
著者コメント
「この作品集には、これまでの人生で大切にしてきた感情が詰まっています。読み返すたびに、私はいつでも少女だったあの頃の最も美しい夏に帰ることができます。この本が、読者にとってもそんな特別な記憶のような一冊になればうれしいです。」――木爾チレン
書店別購入特典
『夏の匂いがする』を以下の書店で購入すると、オリジナルポストカードが特典として付属します。
未来屋書店
大垣書店
書泉・芳林堂書店
NICリテールズ
※特典は数量限定です。詳細は各書店にお問い合わせください。
著者プロフィール
木爾チレン(きな・ちれん)1967年生まれ。短編小説『溶けたらしぼんだ。』で第9回「女による女のためのR-18文学賞」優秀賞を受賞。2012年に『静電気と、未夜子の無意識。』で単行本デビュー。以降、『みんな蛍を殺したかった』『神に愛されていた』など、多数の作品を執筆。近年では『二人一組になってください』がヒットし、広く読者の支持を得ている。
まとめ
『夏の匂いがする』は、木爾チレン氏が紡ぎ出す青春の記憶と感情の物語集です。過去の作品を改稿し、新たに磨きをかけた本書は、木爾氏のファンだけでなく、これから初めて触れる読者にもおすすめです。ひと夏の物語に浸りながら、木爾チレンの文学世界を堪能してください。
本記事は、株式会社マイクロマガジン社のプレスリリースに基づき作成しました。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001986.000048095.html