「知らなかった」は恥じゃない——和田靜香が50代でフェミニズムに出会って気づいたこと

「フェミニズム」という言葉を聞いて、どんなイメージが浮かびますか?難しそう、過激そう、自分には関係ない——そう思っている方ほど、この本を手に取ってほしいのです。

和田靜香『50代でフェミニズムを知る——身近な政治と安心して暮らす方法』は、音楽ライターとして長年活躍してきた著者が、50代になってはじめてフェミニズムと真剣に向き合った体験記です。「知らなかった」ことへの恥ずかしさではなく、「知った」ことで世界の見え方がどう変わるかを、率直に、ユーモアを交えて綴っています。

著者・和田靜香とは

和田靜香は音楽ライター・コラムニスト。長年にわたり音楽雑誌や書籍で活動してきましたが、2010年代後半から「音楽と政治」の関係に注目し、選挙や社会運動への関心を公に表明するようになりました。著書に、選挙ボランティアへの参加を描いた『選挙活動、ビラ配りからやってみた』、家族の歴史と戦後日本の食卓を描く『うちのご飯の60年』など。身近な視点から社会を問い直す姿勢が、多くの読者に共感されています。

読みどころ① フェミニズムの入門書として

難しい理論書ではありません。著者が自分で「これってフェミニズムの問題なの?」と気づいていくプロセスを追いかけながら読めるので、フェミニズムになじみのない人でも読み進めやすい構成です。「こういうことだったのか!」という発見が、読み手のペースで積み重なっていきます。怒りや糾弾のトーンではなく、「一緒に考えていきましょう」という姿勢が、入門者にとって安心の一冊になっています。

読みどころ② 「身近な政治」とどうつながるか

副題にある「身近な政治と安心して暮らす方法」がポイント。選挙・社会保障・働き方・家事分担——日常に溢れる「なんか変だな」という感覚が、実はフェミニズムが問題にしてきたことと地続きであることに気づかせてくれます。政治を遠いものにしない視点が、この本の最大の特徴です。

読みどころ③ 「50代」という視点の固有性

若い世代と違い、50代は「変化の前の時代」を知っている世代です。そのぶん「なぜ今まで気づかなかったか」という問いと向き合いやすく、著者の率直な自己批評が、読者に「私もそうだった」という共鳴と、「でも遅くない」という希望を同時に与えてくれます。

こんな方におすすめ

  • フェミニズムに興味はあるけど難しそうと思っている方
  • 「なんか生きにくいな」と感じている40〜60代の方
  • 政治を自分ごととして捉えたい方
  • 和田靜香の文章が好きな方
  • ジェンダー・社会問題を身近な言葉で語り直してほしい方

のこのこ書店で手に入れます

『50代でフェミニズムを知る』はのこのこ書店に在庫2冊ございます。ぜひネットショップでお求めください。(購入リンクはスタッフが在庫確認後に設定します)

まとめ

「知らなかった」は恥ではありません。大事なのは、知ったあとにどう生きるか。和田靜香の等身大の言葉は、フェミニズムを「難しい主義」から「自分の暮らしを守るための知恵」に変えてくれます。のこのこ書店で、ぜひ手に取ってみてください。