ディオールは、2025年2月15日から12月20日まで、バチカン図書館にて特別展「En Route」を開催します。
展覧会の概要
本展は、2025年のジュビリー祝祭の一環として、バチカン図書館が「希望の巡礼者たち」をテーマに企画したものです。旅に関する学術的および世俗的な視点を融合させ、ディオールのウィメンズ クリエイティブ ディレクターであるマリア・グラツィア・キウリ氏をはじめ、現代のクリエイターたちが参加しています。
展覧会の見どころ
展覧会の中心には、外交官であり学者でもあったチェーザレ・ポマ(1862年-1932年)のコレクションがあります。「Poma.Periodici」として知られるこのコレクションは、5大陸のさまざまな地域と言語の1,200以上の新聞から成り、彼の文化的な旅路を物語っています。
また、19世紀後半の女性旅行者6人の物語にも焦点を当て、ヴィクトリア朝時代の文化的固定観念に抗い、ジャーナリズムや文化、考古学などの分野で活躍した女性たちの旅路を紹介します。
マリア・グラツィア・キウリ氏は、インドの職人たちとのコラボレーションを通じて、ファッションと旅のつながりを表現したインスタレーションを発表します。地図や裁縫による模様を通じて、服の力と旅の関係性を探求しています。
開催情報
会期:2025年2月15日(土)~12月20日(土)
会場:バチカン図書館
詳細:https://enrouteproject.com/
本展覧会は、歴史的文化遺産に触れる機会を提供し、旅を通じて文化や時代、感性の交差点を祝福するものです。
本記事は、クリスチャン・ディオール合同会社のプレスリリースをもとに作成しました。
参照記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002120.000008795.html