大阪市の国立国際美術館は、2025年2月15日(土)から6月1日(日)まで、特別展「コレクション2 Undo, Redo わたしは解く、やり直す」を開催します。
展覧会の概要
本展では、既存の素材や構造、歴史を解体し、それらを再構築する作家たちの手法と作品に焦点を当てます。2023年度に収蔵したルイーズ・ブルジョワ、レオノール・アントゥネス、2024年度に収蔵し国内初公開となるルース・アサワの作品を起点に、近年収蔵した多数の作品を紹介します。
出展作家
主な出展作家は以下の通りです(※変更となる場合があります):
ルイーズ・ブルジョワ
ルース・アサワ
レオノール・アントゥネス
工藤哲巳
安齊重男
ソピアップ・ピッチ
寺内曜子
塩田千春
伊藤存
加藤泉
石原友明
竹村京
内藤礼
草間彌生
青木陵子
片山真理
ブブ・ド・ラ・マドレーヌ
石内都
芥川(間所)紗織
タイガー立石(立石紘一・立石大河亜)
横尾忠則
福田美蘭
清水晃
杜珮詩(ドゥ・ペイシー)
スターリング・ルビー
手塚愛子
常設作品作家:
高松次郎
ヘンリー・ムア
マリノ・マリーニ
ジョアン・ミロ
アレクサンダー・コールダー
須田悦弘
マーク・マンダース
見どころ
ルース・アサワ作品の初公開:日系2世のアメリカ人アーティスト、ルース・アサワ(1926-2010)の大作を初公開します。彼女のワイヤー彫刻が国内の国公立美術館で収蔵・展示されるのは初めてのことです。
近年収蔵作品の展示:ルイーズ・ブルジョワの《カップル》、レオノール・アントゥネスの《道子#6》、手塚愛子の代表作2点(初展示)など、近年収蔵した作品を多数紹介します。
素材と制作行為への注目:糸や布などの身近な素材の使用や、編む・縫うといった制作行為をラディカルな創造行為として捉え、現代美術に新たな光を当てます。
開催情報
会期:2025年2月15日(土)~6月1日(日)
会場:国立国際美術館 地下2階展示室(大阪市北区中之島4-2-55)
開館時間:10:00~17:00(金曜・土曜は20:00まで)
休館日:月曜日(ただし2月24日、5月5日は開館)、2月25日(火)、5月7日(水)
観覧料:一般 430円(220円)、大学生 130円(70円)
※()内は20名以上の団体料金
※高校生以下・18歳未満、心身に障がいのある方とその付添者1名は無料(要証明)
※夜間割引料金(対象時間:金曜・土曜の17:00~20:00)は、一般 250円、大学生 70円
※本展は特別展「ノー・バウンダリーズ」(会期:2月22日~6月1日)の観覧券でご覧いただけます。
※無料観覧日