国立国際美術館(大阪市北区中之島)は、2025年2月22日(土)から6月1日(日)まで、特別展「ノー・バウンダリーズ」を開催します。
展覧会の概要
本展では、現代社会に存在するさまざまな「境界」をテーマに、国内外の現代美術作家20余名の作品を展示します。アーティストたちは、作品を通じてアイデンティティ、文化、ジェンダー、物理的空間や時間など、社会において概念化された境界を超越し、多様な価値観が交差する場を創出しています。
出品作家
主な出品作家は以下の通りです(※変更となる場合があります):
クリスチャン・ボルタンスキー
フェリックス・ゴンザレス=トレス
廣直高
鎌田友介
マイク・ケリー
キム・ボム
松井智惠
三島喜美代
ミヤギフトシ
森村泰昌
アリン・ルンジャーン
カリン・ザンダー
シンディ・シャーマン
田島美加
田中功起
ヴォルフガング・ティルマンス
ヤン・ヴォー
エヴェリン・タオチェン・ワン
ミン・ウォン
山城知佳子
やなぎみわ
見どころ
本展では、以下の作品が注目されています:
ミン・ウォン《ライフ・オブ・イミテーション》:映画や演劇を通じて文化的な翻訳やアイデンティティをテーマにした映像作品。
エヴェリン・タオチェン・ワン《トルコ人女性たちのブラックベリー》:伝統的な中国の書画と西洋美術の絵画技術を融合させ、ジェンダー問題や植民地史をテーマにした油彩画。
アリン・ルンジャーン《246247596248914102516… そして誰もいなくなった》:歴史的事実と自身の私的側面を重ね合わせ、時間と地理的境界を再構築する映像作品。
田島美加《アニマ11》:環境、社会、テクノロジーをテーマに、ガラスやブロンズを用いた有機的な形態の作品。
開催情報
会期:2025年2月22日(土)~6月1日(日)
会場:国立国際美術館 地下3階展示室(大阪市北区中之島4-2-55)
開館時間:10:00~17:00(金曜・土曜は20:00まで)
休館日:月曜日(ただし2月24日、5月5日は開館)、2月25日(火)、5月7日(水)
観覧料:一般1,200円(1,000円)、大学生700円(600円)
※()内は20名以上の団体および夜間割引料金(対象時間:金曜・土曜の17:00~20:00)
※高校生以下・18歳未満、心身に障がいのある方とその付添者1名は無料(要証明)
詳細は国立国際美術館公式サイトをご覧ください。
本記事は、文化庁のプレスリリースをもとに作成しました。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000918.000047048.html