就職活動で60社から不採用通知を受け取り、「自分には何もない」と思っていた一人の女性が、結婚を機に移り住んだケニアで、ビジネス経験もアパレルの知識も英語力もゼロの状態からアフリカ布のアパレルブランドを立ち上げる——。河野理恵さんの『踏み出す一歩は小さくていい』(ライブ・パブリッシング/ボイジャー、2022年)は、そんな実話をもとにした自己啓発エッセイです。
🌾 『踏み出す一歩は小さくていい』をチェックする
ライブ・パブリッシング/ボイジャー刊・¥1,540(税込)。楽天ブックス/Amazonどちらでも購入できます。
著者・河野理恵さんってどんな人?
1987年、神奈川県生まれ。法政大学卒業後は介護職やアルバイトなどを経て不動産会社で採用業務を担当していました。2018年2月、起業する夫についてケニアへ移住。同年12月、現地で出会ったアフリカ布に惹かれ、雇用創出と「自分らしく一歩踏み出すきっかけをつくる」ことをコンセプトにしたアパレルブランド「RAHA KENYA(ラハ ケニア)」を立ち上げました。ビジネス未経験・アパレル未経験・英語もできない状態からのスタートだったと複数の取材記事で語られています。
『踏み出す一歩は小さくていい』はどんな本?
本書は、就職活動で60社から不採用を受けた著者が、自分に自信を持てないまま社会人生活を送り、結婚・ケニア移住を経てゼロからブランドを立ち上げるまでの歩みを綴った一冊です。プロローグから始まり、就活の挫折とケニア移住の決意、自分の強みの発見、起業の立ち上げ期、ブランドの成長、様々な壁、そして次のステージへ——という章立てで、特別な才能や完璧な準備がなくても「小さな一歩」の積み重ねで道が開けることを、著者自身の実体験で描いています。
特別なスキルや資格の話ではなく、「60社に落ちた」という具体的な挫折から始まっているのが本書の特徴です。ケニア人の仕立て職人との認識のズレや納期の遅れなど、理想通りに進まない現地での試行錯誤も率直に書かれており、きれいな成功譚ではなく、つまずきながら前に進む過程がそのまま記録されています。
読みどころ3つ
①「60社全落ち」という身近な挫折からのスタート
特別な成功者の話ではなく、就職活動でつまずいた経験を持つ人なら共感しやすい出発点から始まります。
②ゼロ知識・ゼロ経験からでも「小さな一歩」で進める実例
ビジネス・アパレル・英語、どれも未経験だった著者が、現地の人との試行錯誤を重ねながら事業を形にしていく過程が具体的に描かれています。
③”自信がない人のための”ブランドコンセプト
RAHA KENYAは「自分らしく一歩踏み出すきっかけをつくる」ことを掲げたブランド。同じように自信を持てずにいる読み手に向けたメッセージが、ビジネス書ではなく一人称のエッセイとして語られます。
どんな人におすすめ?
- 就職活動や仕事でうまくいかず、自信を持てずにいる人
- 「大きな決断ができない」「完璧な準備ができるまで動けない」と感じている人
- 海外移住・海外での起業にリアルな関心がある人
- ビジネス未経験からのスタートアップの試行錯誤を知りたい人
のこのこ書店より
のこのこ書店では『踏み出す一歩は小さくていい』の実庫を1冊ご用意しています(在庫状況は変動するため、確実な在庫確認はお問い合わせください)。熊野・東紀州という土地で小さく本屋を続けている私たちにとって、「完璧な準備より、小さな一歩から始める」という本書のテーマは人ごとではありません。迷っている方にそっと手渡したい一冊です。
🌾 『踏み出す一歩は小さくていい』をチェックする
ライブ・パブリッシング/ボイジャー刊・¥1,540(税込)。楽天ブックス/Amazonどちらでも購入できます。
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