本屋をやっていると、「この出版社の本を並べたい」と思う瞬間がある。
百万年書房、という出版社を知っているだろうか。2016年に立ち上げられた独立系の出版社で、ひらいめぐみ、僕のマリ、確かな質感を持った書き手たちの言葉を本にしてきた。大手書店の棚では見つけにくい。でも、その棚に出会えた人は、たいていその出版社のファンになっている。
僕のマリ『いかれた慕情』
著者の僕のマリは、バンドマンでありライターでもある。その言葉には独特のリズムと熱量がある。読んでいると、日常のどこかに押し込んでいた感情が揺さぶられる感覚がある。
青春の光と影、繊細な感情と葛藤。小説『いかれた慕情』は、そのひとつの結晶だ。のこのこ書店が小説・エッセイを中心に在庫を選んでいる理由は、こういう本にある——言葉が、ただの情報じゃなく「体験」として届く一冊を置いておきたいから。
なぜ独立系出版社の本を選ぶのか
のこのこ書店の棚には、独立系・小規模出版社の本が多い。百万年書房もそのひとつ。
大きな理由はひとつ——そういう出版社の本は、大手書店の棚では見つけにくいから。書店員さんが意識して仕入れないと、なかなか読者の手に届かない。
農業をやりながら本屋もやっている、という特殊な立場から、「本屋が集まる都市には届きにくいけれど、本当に面白い本」を島根から届けたいと思っている。大手が並べないからこそ、うちが並べる意味がある。
在庫・購入情報
現在在庫1冊。Yahoo!ショッピングからご購入いただけます。
- 著者: 僕のマリ
- 出版社: 百万年書房
- 価格: ¥1,870(税込)
- 在庫: 残1冊
※本記事はアフィリエイトプログラム(楽天アフィリエイト・Amazonアソシエイト等)を利用しています。リンクから商品をご購入いただくと、当サイトに収益が発生する場合があります。
📚 この記事で紹介した本
