百万年書房

お気に italijanの本たち

転職9回して気づいたこと──ひらいめぐみ『転職ばっかりうまくなる』

秋になると、「このままでいいのかな」と思う人がいる。 農業をやっていると、この感覚を毎年体で感じます。夏の忙しさが一段落して、収穫の合間にふと空を見上げると──なんか、立ち止まってしまう瞬間がある。土を触っている分だけ、「自分は何のためにこ...
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愛することの、狂おしさを── 僕のマリ『いかれた慕情』

「いかれた」という言葉は、普通なら批判的なニュアンスを持ちます。でも「慕情」と並んだとき、それはまったく違う色を帯びます。深く、狂おしいほど誰かを思う感情の強度を表す言葉に変わる。 本書は「常識のない喫茶店」(百万年書房)でも話題を呼んだ僕...
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何度転職しても満たされないあなたへ——ひらいめぐみ『転職ばっかりうまくなる』

「また、転職しようとしている」 そう思い始めた瞬間に、ふと気づく。これって、何回目だろう。職場は変わった。肩書きも変わった。給料も、通勤ルートも、名刺のデザインも変わった。なのに、どこか変わっていないものがある。それが何なのかわからないまま...
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百万年書房の小説を、島根の本屋から。僕のマリ『いかれた慕情』

本屋をやっていると、「この出版社の本を並べたい」と思う瞬間がある。 百万年書房、という出版社を知っているだろうか。2016年に立ち上げられた独立系の出版社で、ひらいめぐみ、僕のマリ、確かな質感を持った書き手たちの言葉を本にしてきた。大手書店...