ヤマハ、未利用材を活用した電子ピアノ TORCH『T01』を20台限定発売

ヤマハ株式会社は、クラリネットなどの木管楽器に使用される希少木材グラナディラの未利用材を鍵盤に活用した電子ピアノ、TORCH『T01』を国内で20台限定で抽選販売します。

環境に配慮したものづくりへの挑戦

ヤマハは、楽器製造に欠かせない希少木材を未来に向けて守るため、「おとの森」活動を展開しています。この活動の一環として、未利用材を楽器の素材に用いるプロジェクトを発足し、木材の新しい価値を引き出す製品開発に取り組んでいます。

グラナディラの未利用材を活用した黒い鍵盤
クラリネットやオーボエなどに使用するグラナディラの未利用材を「木質流動成形技術」で成形し、鍵盤に採用。木材を70％含む鍵盤は、木のぬくもりを感じられる手触りと、指が滑りにくい快適な弾き心地を実現しています。

外装には天然由来のオイルを手作業で塗布し、木の触感やあたたかみを感じられる仕上げを施しています。また、椅子の座面にはヒノキを含む素材を使用し、環境負荷の軽減に配慮しています。

鍵盤や外装は、使用や環境に応じて色や風合いが変化し、使い込むほどに味わい深くなります。

ヤマハの最高峰コンサートグランドピアノ「CFX」や、ベーゼンドルファー社の「インペリアル」の音色を搭載。「グランドタッチ-エス™鍵盤」により、グランドピアノのような広いダイナミックレンジと多彩な音色変化を実現しています。

TORCH『T01』は、2025年2月18日15時から3月31日23時59分まで抽選申し込みを受け付けます。当選発表は4月中旬を予定しています。また、2月19日からヤマハ銀座店やYamaha Sound Crossing Shibuyaなどで展示が行われます。

詳細や申し込み方法については、ヤマハの公式サイトをご確認ください。

本記事は、ヤマハ株式会社のプレスリリースをもとに作成しました。